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発病からご依頼までの状況

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幼少期より言葉の遅れや、幼稚園でのホームルーム中に突然立ち上がるなどの多動症状がみられる。その後、小学校・中学・高校にかけても言葉の遅れは改善されず、他人との意思疎通もうまくできない状態でした。20歳の誕生日を迎えるにあたり、お子さんの将来を心配されたご家族により当センターへのご相談となりました。

 

 

ご依頼からの状況

初診日証明の取得サポート

最初から精神発達遅滞と診断された訳ではなく、当初は注意欠陥多動性障害の疑いを指摘されました。他にも複数の医療機関を比較的短期間の間に多数受診されていたため、初診医療機関の特定が難しい状況でしたが、最終的には小学校時代に受診した医療機関で無事、初診日証明の取得ができました。

 

診断書作成のサポート

診断書の審査項目の一部が十分に主治医に伝わらない可能性があったため、主治医宛ての日常生活状況をまとめた参考資料を作成。重要項目への注意書きとともに、現状を的確に反映した診断書を作成してもらうことに注力しました。

 

申立書の作成

本人と家族から日常生活状況のヒアリングを実施し、多動症状の特長や他人との意思疎通の困難さを中心に、年金審査の際、診断書では伝えきれない重要ポイントを詳細に記述し作成しました。

 

 

審査結果

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精神発達遅滞と広汎性発達障害を併発していたため、審査医より症状について照会事項が入り認定も危ぶまれました。主治医の先生の的確な応対により、提出後2か月程で無事障害基礎年金2級に認定され年間約78万円の受給につながりました。

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