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急性大動脈解離で障害厚生年金3級に認定され、年間約62万円を受給できたケース

傷病名:急性大動脈解離
決定した年金の種類と等級:障害厚生年金3級
年間受給額:約62万円
請求の種類:認定日請求
受給決定までの期間:約2か月

1.相談時の状況

相談者は50代の会社員で、ある日突然、激しい胸と背中の痛みに襲われ、救急搬送されました。診断は「急性大動脈解離」で、すぐに人工血管や人工弁を用いた緊急手術が実施されました。その後は約1か月間の入院治療とリハビリを経て退院されましたが、階段の昇降や長距離移動、重い物を持つ動作に大きな制限が残り、日常生活にも支障を感じる状態が続いていました。

認定日(初診から1年6か月後)時点では休職中で、通勤や勤務に耐えうる体力がなく、体調と相談しながら生活を送る日々が続いていました。現在も主治医の指導のもと、症状に配慮しながら短時間勤務をされており、引き続き定期的な通院と服薬治療が継続されています。

2.相談から請求までのサポート

当事務所にご相談いただいた際には、診断書の取得もほぼ完了している段階でしたが、診断書の記載内容に一部漏れがあることが判明しました。具体的には、手術日(オペ日)の記載が抜けており、障害の程度や経過を正確に審査機関へ伝える上で不十分な内容でした。

そこで、当事務所より医師に追記を依頼し、必要な情報を補足いただく形で診断書を修正してもらいました。また、病歴・就労状況等申立書には、救急搬送された経緯や術後の入院期間、現在も残る身体的制限や生活上の困難について、具体的に丁寧に記載しました。認定日請求となるため、1年6か月経過時の状態についても重点的に説明し、審査機関に現実的な生活状況を正しく伝えることを意識しました。

3.審査結果

申請から約3か月後、無事に障害厚生年金3級として認定され、年間約62万円の年金受給が決定しました。
相談者は経済的な安心を得たことで、体力に応じた働き方を継続しながら、無理のない範囲で社会復帰を目指すことができています。医師の指導のもと、今後も治療と体調管理に努めながら生活される予定です。