初診日は20年以上前。全身性エリテマトーデス・肺動脈性肺高血圧症で障害厚生年金3級に認定されたケース
全身性エリテマトーデス・肺動脈肺高血圧症の障害年金(事後重症)
発病からご依頼までの状況
全身性エリテマテーデスで通院をしていましたが、少し前に肺動脈性肺高血圧症との診断もされたとのことでした。
障害年金の申請を検討しているものの、手続きに不安があるとのことで相談にいらっしゃいました。
ご依頼からの状況
初診日証明の取得サポート
ご相談日の段階で初診日は20年以上前であり、初診時の病院にはカルテが残っていませんでした。
しかしながら、2番目に受診した病院に紹介状が残っており、そこに初診の日付が記載されていたので初診日の確定が出来ました。
診断書作成のサポート
いくつかの傷病をお持ちでしたので、今回申請する傷病に関しての診断書を書いていただけるよう、お願いをしました。
申立書の作成
発病からの時間が経っており複数の傷病をかかえていたたため、それぞれの疾病についてその時々に通院していた医療機関、治療状況や症状を詳しくお聞きし、日常生活の状況を時系列に沿ってずれが無いよう注意しながら作成しました。
審査結果
障害年金の申請書類一式を提出してから、診断書に記載された検査数値が古いデータになっていたため、最新のデータを記載し、再度提出するよう審査機関から返戻指示を受けました。
当センターで医療機関との遣り取りを行いましたが、複雑な内容であったこともあり対応に少し時間がかかりましたが、最終的には障害厚生年金3級に認定され、年間約58万円の受給につながりました。