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15年前の初診日による指定難病パーキンソン病で障害共済年金の申請を行い、障害共済年金2級に認定されたケース

パーキンソン病(肢体障害)の障害年金-2(事後重症)

発病からご依頼までの状況

ご相談日から15年程前、右足に痺れを感じ引きずるような歩き方になったため、直ぐに近くの病院を受診しました。その時は特に手足や脳の機能に異常は認められなかったため、その後通院はしていませんでしたが、更に4年程経った頃から再度右手足の動きがぎこちなくなってきました。

大学病院での精密検査の結果、国の指定難病の一つでもあるパーキンソン病と診断され、現在は2時間ごとに服薬をしているものの、薬が効いていない時は身体を動かすことが出来ない状態でした。

ご本人は治療のため入院されているとのことで、ご家族の方代わりにご相談にいらっしゃいました。

 

ご依頼からの状況

初診日証明の取得サポート

15年程前のことだったので、当時のカルテが残っているか不安でしたが、初診の医療機関に確認をしたところカルテが残っていることが判りました。その後、初診日の証明書もスムーズに作成して頂きました。

 

診断書作成のサポート

日常生活上の手先や手足の具体的な動作等、診察の時だけでは上手く伝えられない点をご家族から詳しくヒアリングさせて頂きました。
ヒアリング内容を詳細かつ簡潔に資料としてまとめ、診断書作成の際の参考資料の一つとして、ご家族を通じて主治医の先生にお渡しして頂きました。

申立書の作成

病歴・就労状況等申立書の作成にあたっては、薬が効いている時間が短く夜中であってもご家族が服薬の管理をしなくてはいけない等、介助をしているご家族にも多くの負担がかかっていました。

体の自由がきかずご本人が苦労をしている点に加え、その点も詳細に書き込みました。

 

審査結果

共済組合への請求であったため、国民年金や厚生年金の場合と手続きの流れが少し異なりましたが、最終的には障害年金の申請書類一式を提出してから1ヶ月程で、先に障害共済年金受給の決定通知をいただきました。

その後、書類提出から3ヶ月後に共済組合から2級の障害共済年金の年金証書が届き、更にその1か月後に日本年金機構からも障害基礎年金2級の証書が届きました。障害基礎年金から年間約100万円、障害共済年金から年間約120万円の合わせて年間約220万円の受給につながりました。