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慢性腎不全(人工透析)の障害年金-2(事後重症)

発病からご依頼までの状況

illust127610年ほど前37度台の発熱があり、風邪かと思い市販薬で対応したが良くなる気配がないため、内科を受診。抗生剤を処方されたがやはり熱が下がらず、精密検査をした結果、血液に異常が見つかった。その後の治療の過程で腎臓の機能が低下し、人工透析を導入。ご本人は透析による疲労感と時間的な拘束もあり、ご自分での手続きが難しい状況のためご家族とご来所されました。

 

 

ご依頼からの状況

初診日証明の取得サポート

別の病気の治療過程の結果、腎臓機能が低下したことがある程度はっきりしていたため、腎臓病とは直接関係がなかった風邪症状を訴えた内科での初診日証明書取得となりました。その後の腎機能低下から人工透析に至るまでの経緯につながるよう、詳細な記述をしていただくようお願いをしました。

診断書作成のサポート

別の病気の治療過程の結果、腎機能が低下し、人工透析の導入につながったことがわかるよう、作成にあたり書面による主治医の先生へお願い事項を作成し、詳細な診断書作成をしていただきました。

 

申立書の作成

ご本人から日常生活状況のヒアリングを実施し、年金審査の際、診断書では伝えきれない重要ポイントを詳細に記述、腎臓病専用のアンケートとの整合性などにも注意し詳細な申立書を作成しました。

 

審査結果

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書類提出後はスムーズに審査が進み、約3か月で無事に障害厚生年金2級に認定され年間約110万円の受給につながりました。
人工透析の場合、糖尿病が原因の場合が多いのですが、今回のように直接関係のない病気などが原因で腎機能に影響が出るケースもあります。いずれにせよ原則2級に認定されますので、早めに申請前の段階から専門家に相談をすることをお勧めします。