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慢性腎不全で障害厚生年金2級に認定され、年間約180万円の受給が決定したケース

傷病名:慢性腎不全
決定した年金の種類と等級:障害厚生年金2級
年間受給額:約180万円
請求の種類:事後重症請求
受給決定までの期間:約2か月

1.相談時の状況

相談者は長年、運搬オペレーターとして勤務していました。あるとき、会社の健康診断で腎機能に異常が見つかりましたが、当時は仕事の多忙により、すぐに受診することができませんでした。その後、複数の医療機関を転々とする中で症状は進行し、最終的には慢性腎不全と診断され、緊急入院。透析治療が開始され、以後週3回の通院による継続治療が必要な状態となりました。

体調管理や通院の負担は大きく、足のむくみや強い疲労感が日常生活に支障をきたしていました。食事や排泄などにも一部介助が必要な場面がありながらも、生活のため仕事を続けていた状況でした。

2.相談から請求までのサポート

初診日が非常に古く、さらに複数の医療機関を受診していたため、初診日の特定とその証明書類の取得に困難が伴いました。当事務所では、相談者の記憶や医療機関の記録を丁寧に照らし合わせ、初診日の証明に必要な情報を収集。結果として、初診医療機関に関する記録を確認することができました。

また、診断書の作成についても課題がありました。相談者が出張先で治療を受けていたため、主治医との連絡や依頼がスムーズに進まず、当事務所が代行して医療機関と丁寧に連絡を取り、必要な情報を補足しながら診断書を整えていきました。

さらに、「病歴・就労状況等申立書」には、これまでの症状の推移や、就労を継続しながらも通院治療を行っていたこと、そして日常生活上の困難を丁寧に記載することで、審査機関により正確な実態が伝わるよう工夫しました。

3.審査結果

申請からおよそ2か月後、慢性腎不全により障害厚生年金2級が認定され、年間約180万円の受給が決定しました。継続的な透析治療や生活の支援が必要な状態が評価された結果です。

相談者は、障害年金を受給することで経済的な安心を得られ、今後も治療に集中できる環境を整えることができました。