慢性腎不全による人工透析で障害基礎年金2級に認定され、年間約130万円を受給できたケース
- 傷病名:慢性腎不全
- 決定した年金の種類と等級:障害基礎年金2級
- 年間受給額:約130万円
- 請求の種類:事後重症請求
- 受給決定までの期間:約2か月

相談時の状況
透析をしていると障害年金を受け取れると聞き、その申請をしようと年金事務所に相談に行きました。しかし初診日の証明が取れないため手続きが進められず、何か方法はないかと色々と調べていたところ、弊センターのホームページが目に留まったため問い合わせを頂いたとのことでした。
初診は20年ほど前。大学入学後の健康診断で再検査の指示があり、当時の住まいの近く、もしくは学校の近くの病院に一度行ったとのこと。しかし病院名を思い出せず、アプリで心当たりの場所を検索してもそれらしき建物がないため廃院しているかもしれない、という状況でした。
また、その3、4年後に数回受診した病院にもカルテは残っておらず、診察券やお薬手帳等、当時受診していたことを証明するものは何も手元に残っていないとのことでした。
そこで、初診日確定のためのアドバイスとして、中・高校生やそれ以前の健康診断などで指摘を受けて病院に行ったことがないかご家族にも確認されること、そのような事実があった際にはその証拠となるものが何かないか今一度探されることなどをご提案しました。小さなことでも思いつくことがあればご連絡頂きたい旨お伝えし、その日の相談は終了となりました。
ご相談から1か月程経った頃、高校時代の成績表が見つかり、そこに健康診断の結果が記載されているとご連絡を頂きました。「腎機能低下」との文言と検査した日付も書かれているとのことです。また、その記載を見て病院に行ったことも思い出されたとのことで、代行手続きのご依頼を頂き、その病院を初診として申請手続きを進める運びとなりました。
相談から請求までのサポート
まず最初に、初診の病院(高校時代に受診した病院)に問い合わせたところ、当時のカルテは破棄済みとのことでした。ただし、PC上で名前だけは出てくるので過去に受診したことは確かだとの回答を頂きました。そのため、わかる範囲で結構なので受診歴があることを記載頂きたい旨ご説明し、書類を作成頂きました。
作成頂いた証明書には、初診日や病名などについても記載がありませんでしたので、高校時代の成績表を初診日の参照資料として添付しました。
次に、医師への診断書依頼では、診断書作成のための資料に初診についての参照資料を添えて、ご本人より診断書の作成をお願いして頂きました。
さらに、病歴・就労状況等申立書の作成にあたっては、ご相談時には初診の頃から現在までの体調の変化などについて、詳しく伺っていませんでした。そのため、高校生の頃からの受診歴やその時々の体調などについて電話で詳しく伺い、それを申立書に書き込みました。
結果
申請から1か月程経過した頃、提出した書類では初診日が確定できないため、初診の確定につながる他の資料も追加で提出するよう返戻(へんれい)という国からの指示がありました。
そのため、身障者手帳作成時の診断書の写し、現在透析を受けている病院の前に受診した医療機関の受診状況等証明書、第三者証明を追加で提出しました。
追加資料提出から1か月程で、お子様の加算も含め、障害基礎年金2級の受給が決定しました。


