統合失調症の障害年金-8(遡及請求)
発病からご依頼までの状況
全身の強い痛みと腹痛に襲われ病院へ。精神疾患を疑われ大学病院を受診したところ、統合失調症と診断されました。
その後も全身の強い痛み等で入退院を繰り返し仕事もなかなか続かない状況でした。予定していた来所日の少し前から症状が悪化し、外出も出来ずに家に籠っているとのことでご家族の方と一緒に相談にいらっしゃいました。
ご依頼からの状況
初診日証明の取得サポート
こちらの方は過去に一度、ご自身で障害年金の申請を進めていた時期がありました。
当時は手続きがあまりにも複雑であること、初診日証明書や障害年金専用の診断書の作成が必要であることもあり思うように手続きが進まず、申請を諦めてしまった経緯がありました。
今回の申請にあたり、幸い当時取得した初診日証明書があったため、こちらを使用することで対応ができました。
診断書作成のサポート
障害認定日の頃から同じ医療機関に通院していたので認定日時点の頃のもの、現在のもの、
2枚の診断書を同時に依頼しました。
面談の際、詳しく伺った日常生活上の症状を書面にし、参考資料として診断書作成を依頼する際に
主治医の先生に渡していただきました。
申立書の作成
ご相談時に発病の頃からの症状等を詳しく伺いました。また、ご家族からも家庭での様子などを詳しく伺い、書類を作成しました。
審査結果
書類提出後2か月程で過去の遡及分を含め障害基礎年金2級に認定されました。
支給額は過去5年間分の一括払いとして初回に約390万円、以降年間約78万円に
なりました。