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精神発達遅滞(重度)の障害年金-2(事後重症)

発病からご依頼までの状況

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幼少期より言葉の遅れや、てんかん症状、落着きや物事への集中力のなさがみられる。

その後、小学校・中学にかけても言葉の読み書きの遅れは改善されず、他人との意思疎通もうまくできない状態でした。

ご両親も高齢となり、本人の将来を心配されたご家族により当センターへのご相談となりました。

 

 

 

ご依頼からの状況

保険料納付記録の精査サポート

原則として認定対象外となる神経性障害に分類される強迫性障害での申請のため、慎重にヒアリングを行いました。

年金はご家族の方がしっかりと納めていたため、受給対象で一安心です。

 

初診日証明の取得サポート

幼少期の頃に一度、診断書作成をお願いした医療機関にかかっていたことがわかり、診断書の治療歴の中で当時の状況を証明していただくことで初診日証明を取得することなく申請に対応することができました。

 

診断書作成のサポート

診断書の審査項目の一部が十分に主治医に伝わらない可能性があったため、主治医宛ての日常生活状況をまとめた参考資料を作成。重要項目への注意書きとともに、現状を的確に反映した診断書を作成してもらうことに注力しました。

申立書の作成

出生時からかなりの年月を経ているので作成にあたってはご家族の全面的な協力をいただきました。主に親族の方から当時の日常生活状況のヒアリングを実施し、幼少期から小学校時代の日常生活でのエピソード、他人との意思疎通の困難さを中心に、年金審査の際、診断書では伝えきれない重要ポイントを詳細に記述し作成しました。

 

審査結果

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提出後4週間程で無事障害基礎年金1級に認定され年間約98万円の受給につながりました。