緑内障で障害基礎年金1級に認定され、年間約100万円の受給が決定したケース
傷病名:緑内障
決定した年金の種類と等級:障害基礎年金1級
年間受給額:約100万円
請求の種類:事後重症請求
受給決定までの期間:約2か月

1.相談時の状況
相談者は製造業に従事し、一人暮らしをしていました。ある時期から「物が見えづらい」と感じるようになり、眼科を受診したところ緑内障と診断されました。当初は点眼治療などで様子を見ていましたが、病状は次第に悪化。日常生活の中で物によくぶつかるようになり、視野の狭さが顕著になっていきました。
通院を継続する中でも視野の制限は進み、見守りが必要な状況となりました。就労の継続に対する不安が強まり、将来の生活費への懸念から障害年金の申請を検討するに至りました。初診日からの通院歴が長く、申請にあたっての手続きに不安を感じて当事務所へご相談いただきました。
2.相談から請求までのサポート
申請に際して最も懸念されたのは「初診日」の確認でした。初診は10年以上前であり、当時の医療機関でカルテが保存されているか不安がありました。当事務所が医療機関に確認したところ、初診を証明する情報を確認できたため、必要書類の取得につなげることができました。
診断書作成においては、日常生活への支障が具体的に反映されるよう、医師に対して詳細な説明資料を作成しました。また、視野検査結果や移動・整容・入浴時の介助状況などを「病歴・就労状況等申立書」に明記し、審査側に実際の困難さが伝わるよう工夫を施しました。
3.審査結果
申請からおよそ2か月で障害基礎年金1級に認定され、年間約100万円の受給が決定しました。
経済的な支援が得られたことで、相談者は安心して通院と生活の調整に専念できるようになりました。現在も継続的な治療を受けながら、日常生活を安定させるための環境づくりに取り組まれています。


