慢性腎不全(人工透析)の障害年金-3(事後重症)
発病からご依頼までの状況
仕事中、背中から胸にかけて激痛が走りご家族に連れられて緊急入院。その際の精密検査の結果、腎臓の機能低下を指摘され人工透析の導入を勧められる。
ご本人は仕事や生活への影響を考え人工透析の導入をためらっていたようですが、その後別疾患の影響もあり、最終的に人工透析を開始。ご本人は透析による疲労感と時間的な拘束もあり、ご自分での手続きが難しい状況のためご家族とご来所されました。
ご依頼からの状況
初診日証明の取得サポート
別の病気の治療過程の結果、腎臓機能の低下を指摘されていたことがある程度はっきりしていたため、腎臓病とは直接関係がなかった心臓関係の症状を訴えた内科での初診日証明取得となりました。その後の腎機能低下から人工透析に至るまでの経緯につながるよう、詳細な記述をしていただくようお願いをしました。
診断書作成のサポート
別の病気の治療過程の結果、腎機能が低下し、人工透析の導入につながったことがわかるよう、作成にあたり書面による主治医の先生へお願い事項を作成し、詳細な診断書作成をしていただきました。
申立書の作成
ご本人から日常生活状況のヒアリングを実施し、年金審査の際、診断書では伝えきれない重要ポイントを詳細に記述、腎臓病専用のアンケートとの整合性などにも注意し詳細な申立書を作成しました。
審査結果
書類提出後、初診日について照会事項が入るとともに、追加の提出書類の指示が入ったため決定まで約5か月とやや時間がかかりました。最終的には障害厚生年金2級に認定され年間約140万円のました。