健康診断で異常が見つかり、その後の精密検査で乳癌と診断される。入院治療後、障害年金の申請を行い障害基礎年金2級に認定されたケース(認定日請求)
がん(左乳癌)の障害年金(認定日請求)
発病からご依頼までの状況
ご相談にいらっしゃる2年ほど前に健康診断で異常が見つかり、その後実施した精密検査の結果乳癌であることがわかりました。
直ぐに手術をすることになりましたが、がんが一部転移をしていることもあり、ご相談日当日はご本人様は入院治療中の状況でした。
がん治療中の場合でも、障害年金という国から支給される年金を受給できる場合があると人づてに聞いていたため、
自身の場合該当するのかどうかを知りたいとのことでした。そのため、入院中のご本人様に代わってご家族の方が相談にいらっしゃいました。
ご依頼からの状況
初診日証明の取得サポート
治療の関係で途中、別の病院院に通院した時期もありましたが、現在は初診時と同じ医療機関に通院をしていたため、初診日の証明書類である受診状況等証明書の取得は不要でした。
診断書作成のサポート
記入漏れ等による審査の遅延がないよう書き漏れの多い箇所等を書面にし、診断書を依頼する際にご本人様を通して主治医の先生に渡していただきました。同時に、診断書依頼時には既に退院をしていたため、ご自宅での体調等についてご家族やご本人から伺った内容を書面に記載し、そちらも診断書作成時の参考資料の一つとして主治医に渡していただきました。
申立書の作成
ご本人の申告書類ともいえる病歴・就労状況等申立書の作成については、初回面談時にご家族の方から伺った、発病当初の頃から現在に至るまでのご本人様の体調や日常生活上での身体の状態などをベースに大まかな流れをまずは作成しました。その後、お電話で実施したご家族からの追加ヒアリング内容をもとに日常生活を送るうえで不便を強いられていることを詳細に記載し、出来上がった診断書内容との整合性にも留意しながら少しずつ仕上げをしていきました。
審査結果
障害年金の申請書類一式を提出してから約1ヶ月にてお子様2人の加算を含め、障害基礎年金2級に認定され、年間約125万円の受給が実現しました。通常、障害年金の審査は3カ月程度かかりますが、今回のケースは迅速な審査が行われたため、ご家族を含め満足のいく結果に繋がりました。