躁うつ病の障害年金-3(事後重症)
発病からご依頼までの状況
10年ほど前から気分が落ち込んで塞ぎ込む一方、やる気に満ちて寝る間も惜しんで活動するなど気分の抑揚が激しくなり、精神的な不安定な状態となった。こうした状況が続き、心身ともに疲労していったため、知人に勧められ医療機関を受診。
会社を辞め治療に専念をするものの、症状がなかなか改善しないため、今後の生活への不安もあり自分の症状で障害年金の申請ができないかを知りたいため、当センターへご来所となりました。
ご依頼からの状況
初診日証明の取得サポート
断続的に数か所の医療機関を受診していたため、ご本人からのヒアリングにより、慎重に初診当時通院されていた医療機関を特定。カルテの保存期間を経過し取得が難しいことが予想されましたが、当方から慎重に確認を行い無事初診日の証明ができました。
診断書作成のサポート
比較的短期間で複数の病院を転々と受診しており、途中、中断期間もあったため、主治医の先生との意思疎通をしっかりと行っていただきました。同時に本人からのヒアリングを的確に診断書に落とし込んでもらうこと、記入漏れ等の些細なミスにより申請時間が必要以上にかからない点に注意し、現状を的確に反映した診断書を作成してもらうことに注力しました。
申立書の作成
ご本人からいただいた生活状況に関する資料を基にヒアリングをしっかり行い、数多くのエピソードのなかから審査に重要な点のみを効率よく資料の中から選び出し、診断書の内容との整合性を踏まえ詳細な申立書を作成しました。
審査結果
提出からわずか3週間で障害基礎年金2級に認定され、年間約78万円の受給につながりました。