気分障害の障害年金-2(事後重症)
発病からご依頼までの状況
人間関係の悩みから次第に食欲不振になり、その後食べては吐いてしまうような状態に陥る。食べると太ってしまうのではないかという強迫観念とストレスからくる過食を繰り返し、気分も塞ぎ込みがちになり、一人での外出ができない状態になっていった。食べないことからくる体力的な衰弱もあり、家族の方に勧められて内科を受診。その後も症状は軽快せず心配したご家族の勧めにより、当センターへ来所となりました。
ご依頼からの状況
初診日証明の取得サポート
ご本人からのヒアリングにより最初に身体症状を訴えた内科での証明を予想しましたが、審査の過程で医学的な因果関係が認められない可能性もあったため、次に通院されていたクリニックでの初診日証明を取得することになりました。
診断書作成のサポート
主治医の先生との意思疎通があまりうまくできていなかったため、本人からのヒアリングをしっかりと行い、事前に資料を作成しました。結果、本人の症状を的確に診断書に落とし込んでもらい、審査基準を十分にクリアできる診断書を作成してもらうことができました。
申立書の作成
診断書作成時に事前資料として作成した内容をベースに、さらに本人から日常生活状況のヒアリングを実施し、年金審査の際、診断書では伝えきれない重要ポイントを詳細に記述し作成しました。
審査結果
書類の提出から約3か月後、無事に障害厚生年金2級に認定され年間約110万円の受給につながりました。