知的障害の障害年金(事後重症)
発病からご依頼までの状況
幼少期より言葉の遅れや、周囲の人とのかかわり方で自閉的な傾向がみられる。成人後も言葉の少なさや意思疎通の困難さは改善されない状態でした。その後、一緒に暮らしていたご両親に突然先立たれることになり、心配された遠い親戚の方が当センターの存在を知り、将来の生活ためにも障害年金の申請ができないかご相談にみえました。
ご依頼からの状況
初診日証明の取得サポート
幼少期から現在に至るまで全く医療機関への受診は行っておらず、今回の申請と合わせて障害者手帳の取得を行っていたため、障害者手帳の作成に携わった医療機関より初診日証明の取得をすることになりました。
診断書作成のサポート
診断書の審査項目の一部が十分に主治医に伝わらない可能性があったため、主治医宛ての日常生活状況をまとめた参考資料を作成。重要項目への注意書きとともに、現状を的確に反映した診断書を作成してもらうことに注力しました。
申立書の作成
幼少期からの成人してからの日常生活状況をご本人と親戚の方ら丁寧にヒアリングし、普段の生活状況や他人との意思疎通の困難さを中心に、年金審査の際、診断書では伝えきれない重要ポイントを詳細に記述し作成しました。
審査結果
提出後1か月弱で無事障害基礎年金2級に認定され年間約78万円の受給につながりました。