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多系統萎縮症(肢体障害)の障害年金(認定日請求)

発病からご依頼までの状況

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ある日突然、背中に痛みが走ると同時に、排尿困難になる。その後も痛みがひかないため、近くの医療機関医救急搬送されることになる。数日の入院の後、通院治療を続けるが次第に歩行困難になる等の症状が出始め、その後の精密検査の結果、多系統萎縮症という難病であることがわかる。障害年金の申請をご自身で行えるような状況ではなく、ご家族もこのような難病で障害年金の受給が可能なのかを知りたく、当センターへのご相談となりました。

ご依頼からの状況

初診日証明の取得サポート

最初に救急搬送された病院に当センターより確認を行い、初診日の特定ができ、証明書を取得することができました。

診断書作成のサポート

多系統萎縮症の特長である身体の麻痺状況と日常生活上の動作の制限事項を診断書にしっかりと落とし込むため、事前ヒアリングに基づき書面により主治医の先生へお願い事項を作成しました。とくに、日常生活の動作状況についてはご家族が把握されている状態と主治医の先生との認識にズレが生じてしまうこともあるため、細心の注意を払い作成のお願いをしました。

申立書の作成

ご本人から日常生活状況のヒアリングを実施し、年金審査の際、診断書では伝えきれない重要ポイントを詳細に記述、麻痺の場合、具体的な数値として表現しにくいため苦心しましたが、ご本人の普段の状況を的確に反映した詳細な申立書を作成しました。

審査結果

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受付から約1か月半で無事に障害基礎年金1級に認定され、年間約98万円の受給につながりました。