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腎臓がんの治療による副作用の中、通院治療を行いながら障害年金の申請をし、障害厚生年金2級に認められたケース

がん(腎臓がん)の障害年金(事後重症)

発病からご依頼までの状況

交通事故の治療の際、偶然レントゲン検査でがんが見つかり、すぐに治療を開始。定期的に通院治療を進めるなか、ご自分で障害年金のことを知り手続きを進めていました。しかし、がんそのものの痛みや治療の副作用、治療に伴う時間的拘束などから手続きを断念。何とか手続きを再開したいとの思いから当センターへの電話でのご依頼でした。

ご依頼からの状況

初診日証明の取得サポート

ご自身で既に初診日の証明書類である受診状況等証明書を取得されていたのですが、その内容はがんとは関係のないものでありました。そこで、改めて当方より初診医療機関へ経緯の説明と慎重な状況確認を行い、快く承諾を頂き新たな初診日証明を作成していただくことになりました。

 

診断書作成のサポート

初診日証明同様、既にご自身で障害年金の診断書の作成を依頼し、作成済みの診断書をお持ちでした。しかしながら、障害認定の際、最重要となるポイントに問題がある状態でした。そこで、医療機関に在籍されているソーシャルワーカーさんの協力を得て、改めて申請に耐え得る内容の診断書作成を主治医の先生にお願いし、快諾していただきました。
出来上がった診断書は主治医の先生とソーシャルワーカーさんの丁寧な対応のお蔭で完璧な内容といえるものに仕上がりました。

 

申立書の作成

病歴・就労状況等申立書の作成にあたっては、ご本人から日常生活状況のヒアリングを実施し、年金審査の際、診断書だけでは伝わりにくい具体的な身体症状や重要ポイントを詳細に記述しました。特に、治療方法による身体への負担やがんによる痛み、また腎臓病特有の調査票との関連性にも十分に留意し、詳細な申立書を作成しました。

 

審査結果

障害年金の申請書類一式を提出後、国の審査機関から初診日に関して因果関係を問う照会が入りました。当方が申請者ご本人に代わって適切な説明を行い、無事に障害厚生年金2級に認定され年間約130万円の支給が決定しました。痛みに耐えながらのご本人の協力には本当に頭が下がる思いです。