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感染症心内膜炎の障害年金(認定日請求)

発病からご依頼まで

左のわき腹付近の痛みと発熱を自覚。数か月前から体重が減少していたこともあり受診。感染症心内膜炎と診断され、心臓の弁の手術を行なう。退院後も動悸や息切れなど症状が続き、日常生活・食事等において制限があり不便を強いられている。ご自分での手続きが難しい状況のため来所されました。

 

ご依頼からの状況

初診日証明の取得サポート

出生時に心臓弁についての指摘事項があり、20歳前が初診日になる可能性もありましたが、幼少期からの日常生活や成人してからの受診に至るまでの状況を慎重に確認し、成人後の医療機関で初診日特定に至りました。

診断書作成のサポート

ご本人からの事前ヒアリングに基づき既往症、既存障害の有無には特に注意し、症状を的確に反映してもらうようお願い文書を作成し、万全な状態の診断書を作成していただきました。

申立書の作成

ご本人およびご家族から、幼少期からの経緯と成人後の医療機関への受診状況や普段の生活状況を丁寧にヒアリングし、診断書および心臓病用アンケートとの整合性に注意しながら詳細な申立書を作成しました。

審査結果

書類提出後、決定まで約4か月とやや時間がかかりましたが、最終的には本来の認定日で障害厚生年金3級に認定され年間約58万円の受給につながりました。
人工弁など心臓疾患での障害年金は3級認定が多く、初診日が国民年金であると一気に受給が難しくなります。
幼少期に症状が出ていないか、医療機関にかかって治療などを行っていないかなど申請にとりかかる初期段階で丁寧に確認する必要があります。