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舌癌治療の結果、会話や食事が困難となったため障害年金の申請を行い、5年間の遡及を含めて障害基礎年金1級に認定されたケース

がん(左舌癌)の障害年金(遡及請求)

発病からご依頼までの状況

最初はのどに風邪のような違和感を感じ、暫くすれば治ると思い普通に生活を続けていましたが、なかなか改善しないため近所の内科を受診することにしました。詳しい検査の結果、舌に腫瘍がある事が判明したため、大学病院で舌腫瘍切除手術および再建術を行うことになりました。舌の手術の他に、下顎顎堤形成術を受けたため、普通に会話をしたり食事をしたりすることが困難な状態でした。ご自分一人での手続きが難しい状況のため、ご家族とご来所されました。

ご依頼からの状況

初診日証明の取得サポート

初診時の病院は10年以上前に1度だけしか受診していなかったため、初診日の証明書をとることはできませんでした。そこで、2番目の医療機関にて初診時の状況を詳しく伝えたところ、ご本人からの申出とほぼ同時期での受診事実が確認できたため、こちらを初診日の医療機関として受診状況等証明書の作成を行うことになりました。

診断書作成のサポート

診断書上の重要ポイントである認定日当時と現在の食事内容や会話状態の実態状況をご家族より詳しくヒアリングし、症状を的確に落とし込んでいただくよう医師へのお願い文書を作成しました。

申立書の作成

病歴・就労状況等申立書の作成は、ご本人との会話が困難であったため、ご家族に協力していただき、初診当時から現在にいたるまでの日常会話の様子、毎日の食事内容や食べているときの様子などを詳しくヒアリングし、診断書だけでは伝えきれない普段の実際の身体状態をきめ細かく記載しました。

審査結果

障害年金の申請書類一式を提出してからわずか1か月以内という速さで、5年間の遡及分も含めて障害基礎年金1級に認定され、初回支給分として約500万円、以降年間約100万円の支給につながりました。ご家族からの日常生活の詳しいヒアリングを実施し、それをしっかり申立書に記載したこと、主治医の先生に詳細で的確な診断書を作成していただいたことが迅速な受給につながったケースです。