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がん(卵巣がん)の障害年金(事後重症)

発病からご依頼までの状況

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下腹部の違和感や痛みがあったため、念の為婦人科を受診。検査の結果卵巣の腫れを指摘され、精密検査のため他院への紹介状が出される。診察、検査の結果卵巣がんと診断され子宮頸がんの疑いを指摘されたため、抗がん剤による治療が開始される。治療の副作用などもあり、筋力の低下や疲れやすさのため、日常生活も困難を伴うようになる。治療費など今後の生活のこともあり、がんで障害年金がもらえるのかどうか知りたいとのことでご相談をいただきました。

ご依頼からの状況

初診日証明の取得サポート

がんの場合、最初から「がん」という診断名がつかないケースも多くあります。今回のケースでは、最初に体調不良を訴えて受診した婦人科で初診日の証明を作成していただきました。

診断書作成のサポート

がんの場合、複数の臓器に症状が現れている場合等、診断書をどの病院または診療科で作成するかが難しいケースも見受けられます。今回のケースでも複数の医療機関を同時並行して受診しており判断が難しかったため、ご本人からの丁寧なヒアリングに基づき、治療状況の詳細推移を把握しているのがどこの医療機関を慎重に精査しました。その後、がん治療の影響による具体的な身体症状などをしっかりと診断書に落とし込んでいただくため、書面による主治医の先生へお願い事項を作成し、詳細なしっかりした診断書を作成していただくことが出来ました。

申立書の作成

ご本人から日常生活状況のヒアリングを実施し、年金審査の際、診断書では伝わりにくい具体的な身体症状や重要ポイントを詳細に記述。特に、治療方法による身体への負担には十分に留意し、詳細な申立書を作成しました。

審査結果

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書類提出後、照会事項が入りましたが、当センターより適切な応対説明を行い、約3カ月後、無事に障害基礎年金2級に認定され年間約78万円の受給となりました。