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胃がん手術後の入退院を伴う継続治療を行いながら障害年金の申請を行い、障害基礎年金2級に認定されたケース

がん(胃癌)の障害年金-1(認定日請求)

発病からご依頼までの状況

数カ月前から胃の痛みがあり、最初は単なる胃炎と思っていたもののなかなか痛みが治まらないため、念のため医療機関を受診することになりました。

精密検査の結果、胃がんが発見されすぐに手術をすることなりました。手術は無事に終わり、その後は2、3泊程度の入退院を月に2回位のペースで続けているとのことでした。

ご相談にいらっしゃった現在、痛みなどの症状は抑えられているものの、がん治療により体力がかなり落ちており、ちょっとした外出や事務手続きなどでも身体に負担がかかり

ご自身での申請が難しいため、当センターへご相談に見えそのまま手続きのご依頼することとなりました。

ご依頼からの状況

初診日証明の取得サポート

今回のケースでは、初診時から同じ医療機関にかかっていたため、初診日の証明書類である受診状況等証明書は必要ありませんでした。

診断書作成のサポート

通常、胃がんを含めたがんで障害年金の申請を行う場合、8種類ある障害年金専用の診断書の中から、その他障害用の診断書を選択し使用します。

その他障害用の診断書は、検査数値のほかフリーハンドで自覚症状・他覚初見を記載する箇所があり、こちらにより具体的な症状や主治医の先生の所見をしっかりと記載して頂くことが重要になります。

特に自覚症状については、ご自身が一番よくわかっている点でもあるため、普段の生活を送るうえで感じている体の状態をしっかりと的確に伝えることが重要です。

そのため、診断書の作成にあたっては、ご本人様に主治医の先生に現在の日常生活上での具体的な症状を正確に伝えて頂くようアドバイスするとともに、

作成時に比較的記入漏れの多い箇所等を書面にし、診断書依頼の際に参考資料として主治医の先生にお渡しして頂きました。

申立書の作成

病歴・就労状況等申立書の作成は、初診から1年半ほどしか経っていなかったため、直近の症状や治療内容等についてを慎重に詳しくヒアリングし、

診断書だけでは上手く分らない体の痛みや、通常の日常生活を送るうえで支障をきたしている点について、可能な限り具体的に記載をし仕上げました。

 

審査結果

障害年金の申請書類一式を提出してからおよそ1ヶ月で障害基礎年金2級の受給が決定し、お子様の加給分を含め年間約100万円の受給につながりました。