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がん(肝臓がん)の障害年金(事後重症)

発病からご依頼までの状況

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会社の健康診断の際、肝機能と血液に異常があることを指摘され、特に自覚症状はなかったが再検査のため、かかりつけ医を受診。早急に治療が必要な状態ではなかったため、その後も普通に生活を送っていた。初診から5年位経過したころから倦怠感や食欲不振などの異変が出始め、次第に悪化。精密検査の結果がんであることがわかり、ご本人が治療に専念してもらうためにもと心配したご家族が、がんで障害年金が受給できないかとのことで当センターへご来所されました。

 

ご依頼からの状況

初診日証明の取得サポート

最初の医療機関はすでにカルテを廃棄していたため、初診日の特定が難しい状況でした。当方で2番目以降の医療機関で確認を行い、2番目の医療機関での紹介状の中から当初の初診日を特定。合わせて初診日証明の作成をお願いし、無事初診日の特定をすることができました。

 

診断書作成のサポート

がんの場合、8種類ある診断書の中からどの診断書を選択するかも重要になってくるため、まずは診断書の種類を決定しました。診断書の作成を医療機関にお願いし、出来合上がった診断書の内容をきめ細かくチェックしたところ、ご家族から聞いていた内容とかなりかけ離れた症状になっていたため、ご家族と協議のうえ主治医の先生へ改めて内容の精査をお願いしたころ、快諾していただき、万全の診断書を作成していただきました。

 

申立書の作成

ご家族から日常生活状況のヒアリングを実施し、年金審査の際、診断書では伝わりにくい具体的な身体症状や重要ポイントを詳細に記述。また、肝臓病特有の調査票との関連性にも十分に留意し、詳細な申立書を作成しました。 

審査結果

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書類提出後、約3ヵ月間で障害厚生年金3級に認定され年間約58万円の受給につながりました。